機構系ハードウェア開発エンジニア
Mechanical Design Engineer
HDDの重要部品であるディスクとヘッドの収納機構の開発を担当する職種。スポイラー、ランプ、キャリッジ、ケーブル等、収納機構を構成するさまざまなパーツについて、設計、開発、機能評価までの一連の工程を担う。
機構系ハードウェア開発エンジニア
大学時代は機械航空工学科に在籍、大学院では機械システム工学を専攻。研究テーマは力学的事象を計算機で解析する計算力学。機械系で学んだ経験を活かすため、さまざまな可動機構を持つHDDの開発を志望して入社し、スポイラー開発でその一翼を担う。趣味はPCやゲームの自作、旅行など。将来の業務のために英語を勉強中。
G.T 2021年入社
職務内容
パーツの性能を突き詰めて
HDDのさらなる洗練を図る
機構系ハードウェア開発エンジニアは、担当パーツの設計、開発シミュレーション、得られたデータの評価、試作という一連の工程を繰り返して性能を高め、HDD全体の消費電力や信頼性の向上を図る職種です。製品全体を支える部分の開発職ですので、ハード、ソフトを問わず、他のエンジニアとも緊密に連携しながら業務を進めます。担当パーツはさまざまで、僕自身はヘリウム充填型HDDの内部でヘリウムの流れを制御する「スポイラー」の開発を担当しています。
魅力を教えて！
高度技術を扱うやりがいと
それを支えるオープンな環境
HDDには高度な技術が数多く使われていて、業務の中で流体力学の専門家に学ぶなど、貴重な経験をしています。また、HDDは大量に出荷されるので、細部を担う自分の仕事も、消費電力などの点で社会に大きな影響を与えるということにやりがいを感じています。一方で未知の部分も多く、業務に行き詰まることもありますが、社内は非常に風通しがよく、部署を越えて協力的です。ある実験で、機構開発の自部署では解決できない問題が起きたのですが、速やかに問い合わせが回り、他部署の協力を得て解決できた経験があります。高度な技術を扱う難しさはありますが、僕のような若手の業務改善提案も積極的に取り上げられるなど、仕事に手応えのある環境です。