テストエンジニア
Test Engineer
工場から出荷されるウェーハ検査用、また信頼性向上のためのさまざまなテストプログラムの開発を行う。ほかにも、チップ単位でのパフォーマンスをアップするチューニング手法の導入など、出荷の最終ステップで量産をサポート。
テストエンジニア
外資系企業が自分に合うと感じて転職。やりたいと手を挙げればやらせてもらえる環境の中、知識やスキルを身に付けてきた。現在はテスト関連の業務とは別に、先行開発業務にも関わり、新たな経験を重ねている。テストエンジニア以外の領域にも興味があり、育成にも意欲を燃やす。将来はマネジメント職を視野に入れる。
R.M 2016年入社
職務内容
仕様通りの性能かどうか判定する
テストプログラムを作成
ウェーハは出荷前にテストでPass/Failを判定しますが、その検査のためのテストプログラム開発が仕事です。1製品につき1000項目以上あるプログラムを随時評価し、バージョンアップもしています。また、良くないと判断されたチップに対するチューニングも行います。特別なのが、数年に一度の新製品立ち上げです。動作実績のないデバイスに初めて電源を入れるのですが、未知の動作が多く、デバックの末に応答を確認できたときは、感動に包まれます。
魅力を教えて!
信頼性の判断やパフォーマンスアップで
1つでも多くの半導体を送り出すのがプライド
多くの人のアイデアと、多数の時間と工程を経て形になったウェーハに、最初に触れるのが醍醐味の1つ。自分の作ったテストプログラムで良し悪しが判断され、性能にばらつきがあっても、チューニングで信頼性やパフォーマンスを上げ、最終的な利益に貢献できるのもうれしいですね。また、上海で行う後工程からの依頼で、前工程にさらなるテストを導入することもあります。前後のことを見て対応する必要があるので、幅広い知識やコミュニケーション力が必要な仕事です。個人的には他チームからテストアイテムのリクエストを受けると、プラスαの付加価値をつけようと、有益なデータを加えることもやりがいです。こうしたことも実力にもなりますね。