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CROSS TALK

採用担当・教育担当座談会

人材採用について

  • S.M
    採用担当マネージャー
  • Y.A
    新卒採用担当
  • M.S
    新卒採用、障がい者採用担当

自発的に行動する人が伸びる環境

S.M
会社の魅力は、まず一人ひとりの役割が明確で、裁量を持って仕事を進められること。若手のうちから仕事を任され、チームや海外のエンジニアとコミュニケーションを取りながら、最先端の技術開発に携わることができます。また、データストレージの世界で業界を牽引するグローバル企業であり、日本にその主要開発拠点があるということがいかにすごいことか、ということも広く知っていただきたいですね。
Y.A
当社の採用はポジション別採用ですから、その分野のプロフェッショナルとしての成長が期待できますし、その中でもさらに、自ら考えて提案し、実行していくという、自発的に動くことができる方が、エンジニアとしてどんどん伸びていけると思います。そして裁量労働制だからこそ、やりたい仕事にとことん打ち込めるんだと理解してもらえたら嬉しく思います。仕事量が多くハードなイメージの半導体業界ですが、上手にスケジュールをコントロールし、「やりたいことを自分でやり遂げる」という意志で成果を出している人が多いです。
M.S
外資系ですが、成果だけが求められるようないわゆる「成果主義」ではないところもいいと思います。データストレージ業界を取り巻く環境はめまぐるしく変化し続けているので、一人ひとりの社員が目標を達成するためにどのようにアプローチしてきたか、その都度トライ&エラーを繰り返していかに軌道修正してきたか、成果を出すためにどのように取り組んできたかというプロセスも非常に重視してます。外資系と日系のいいところが合わさっているように思います。

“キャリアは自分で作る”という文化

M.S
キャリアについては会社が導くのではなく、一人ひとりの希望や適性に合わせて、上司のサポートを得ながら自ら構築していくのが特徴ですね。決められたゴールはありません。
Y.A
「キャリアは自分で作るもの」というのが当社の文化。会社がレールを敷くのではなく、本人が1年間の目標を決めて達成度を上司と確認し、5年先、10年先の自分のキャリアをディスカッションして決めていきます。例えば、エンジニアとしての道を極めるのか、マネージメントを目指すのかというキャリアについても、自ら考え、選択していく主体性が問われますね。マネージメントとして役職につかなくても、技術のスペシャリストとして昇格していき、キャリアを形成できるところも当社の大きな特徴です。
S.M
研修も、マネージメント職を目指すならピープルマネージメントに関する研修を、エンジニアの道を極めるなら個々人が必要となる分野の技術研修を、社内外の研修から自身で選んで受講します。会社から指示された研修だけではなく、自分のキャリア形成のためにどんな知識・スキルが必要なのか、常に考えながら、主体的に動く必要があります。
M.S
理想のキャリアを築くには、チャンスが来たときにちゃんと掴み取れるようにしておく必要があります。上司や周囲に自分の目指すキャリアについて発信しておくことも大切ですね。

多様性と倫理性が根付いた企業文化

M.S
私は障がい者採用を担当していますが、「障がいの有無関係なくそれぞれの個性に合わせた配慮をしてくれていて、働きやすい」とおっしゃる方が多いです。私自身も、個々人をちゃんと見てくれている、と感じる場面が多く、ダイバーシティを感じさせる会社だと思います。
Y.A
私はワーキングマザーの社員と接する機会が多いですが、彼女たちとの会話ではやはり働きやすさの話がよく出ます。福利厚生も充実しているし、日常的に裁量労働勤務やフレックス勤務がうまく活用されているようです。ライフイベントに大きく左右されずに、自分がやりたい仕事を最後までやりきれる充実感はあると思います。
S.M
当社の企業文化を知っていただく例として、「世界で最も倫理的な会社」に5年連続で選出されていることも知っていただきたいです*1。もちろん全社研修も行っていますが、ビジネスのあらゆる場面においてコンプライアンスの意識を高く保てるよう、さまざまなプロモーションを通じて社員一人ひとりの意識への浸透を徹底しています。多様性、倫理性のある環境で世界最先端の仕事に取り組める、それがウエスタンデジタルという会社です。

*1 「世界で最も倫理的な会社(World’s Most Ethical Companies)」は、米国シンクタンクのエシスフィア・インスティテュートが毎年世界中の企業から選定する賞で、Western Digitalは2019年から5年連続で受賞(2023年3月現在)

人材育成について

  • Y.K
    人事部マネージャー
  • S.S
    トレーニングスペシャリスト

ゼロ知識・ゼロ経験からでもしっかり学べる

Y.K
ウエスタンデジタルにはフラッシュメモリーとHDDという2つのビジネスがありますが、教育の考え方は共通しています。新人研修で社会人マナーや企業文化を学んだあと、技術研修では基礎的なところから土台を固めていきます。
S.S
大学時代にHDDや半導体を専門的に学んだ人は多くないので、知識や技術がゼロからでも全体を知ることができる研修内容です。内容は量も多く濃いのですが、やりたければいくらでも学べる環境があります。
Y.K
フラッシュメモリーの場合、学習科目は30項目以上あります。大変ではありますが、意欲的な人が多く、知りたいことがあると「こんな研修をして欲しい」と要望が出るほど。配属後は先輩社員がチューターとしてつき、配属分野の専門技術や業務をOJTで学んでいきます。新人研修のほかにも、半導体未経験者が基礎を学べる「オープンカレッジ」も開講しており、講師と受講者が双方向でわからないことがなくなるまで質疑を徹底的に繰り返すことで、理解を深めていきます。
S.S
育成期間を終える1年半を目処に、学んだことの成果発表の場が設けられ、それを終えると、新人という肩書が外れます。

現場のエンジニアが積極的に教育に参加

Y.K
技術研修プログラムは、現場の代表メンバーで委員会が組織され、全体計画を立てます。内容は各部門の要望や意見、昨年からの改善案などを取り込み、毎年アップデートされていきます。講義の内容を作りこみ、レクチャーすることも、現場のエンジニアが担っています。
S.S
自分の業務の合間に指導にあたってもらっていますが、自ら手を挙げてくれる有志の方が多く、リスペクトしかありません。新人の方々にも貴重な機会だから、積極的に学んで欲しいと伝えています。
Y.K
そのほか、新人につくチューターには、指導教育やOJTのフォローアップのための研修もあります。このように、新人を教える方にも指導を行い、各部門やチームが一体となって、新入社員の育成をサポートする、「全員体制の教育」の風土があります。

重要なのは“自分がどうなりたいか”ということ

Y.K
ウエスタンデジタルには会社からこうなって欲しいという、作られたエンジニア像は存在しません。それぞれのエンジニアが個性を表現することがとても重要で、「どうなって欲しい」ではなく、「どうなりたいか」を個々で追求して欲しいと思っています。私たちはダイバーシティ&インクルージョンという考え方を非常に大切にしていますが、多様な人たちがそれぞれの個性を発揮することで、イノベーションを起こしたいからです。
S.S
特に、イノベーションを起こすにはインクルージョンの実現が不可欠だと私は思います。これは多様な人たちが個性や価値観を認め合い、一体感を持って働いている状態のことですが、それができていればイノベーションは起こせるはず。ほかにも、相反しますが、「柔軟性」と「意志の強さ」の両方を持ち、いろんな人の意見を受け入れることや、自分のアイデアを発信するといったことも重要だと感じます。
Y.K
キャリアの初期では自分が何を目指せばいいのか、わからないし迷う人もいます。それでも自分の頭で考えて、試行錯誤して、自分でキャリアを作っていく必要があります。意識して欲しいのは、受け身になるのではなく、主体的に動いていくこと。そうすれば進む道が見えてくるはずです。会社にはそれをサポートするリソースや仕組みもあります。そうしたものを活用しながら、自分がなりたいエンジニア像を具体的に描き、成長を遂げていって欲しいですね。