データサイエンティスト
Data Scientist
製品の歩留まり向上のため、製造工程で蓄積される膨大なデータを活用し、データサイエンスの分野から課題解決に取り組む。不良原因の把握や要因分析、原因を特定後の対策の推進や歩留まり予測などのほか、解析システムの構築にも携わる。
データサイエンティスト
日本に興味を持ち、高校時代に来日。大学も日本で進学し、情報システム学科でソフトウェアをはじめ、さまざまなIT分野を学んだ。現在はシステム作りを担当し、独自に取り組んだテキストマイニングによるシステムは、周囲から「面白い」と高評価も受けた。勉強中というデータ分析手法を深く習得していくのが目標。
P.N 2019年入社
職務内容
複雑化・高度化する製品を
データの力でサポートする
ウェーハ製造工程で出てくる大量のデータは、そのままでは単なる数値にすぎません。半導体メモリの世界はプロセスが複雑化し、製造条件も無数に存在するため、これらのデータを駆使した最適化が必須となってきています。データサイエンティストはデータを管理し、品質保証部門など、他部署の依頼に応じてデータの見える化や、各種の統計解析手法を使った不良状況の把握や改善、解析のためのシステムの構築などによって、歩留まり向上に貢献しています。
魅力を教えて!
仕事のやりがいや喜びを感じるのは
作ったものが役立ち、感謝されたとき
現在担当しているのは、品質保証部門などが使用するデータ解析の仕組み作りや、新規システムの作成、また古いシステムの改修や更新も進めています。現場から「こんな現象をつかまえたい」「パラメータが良くない」といった依頼があると、データを収集し、解析の仕組みや、ツールへの落とし込みを行います。データはさまざまなところに散らばっているので、必要なものを的確に集め、どう使うかという手腕が問われます。でも作ったシステムで「欠陥が見つかった」「役立っているよ」と反響をいただいたときは本当にうれしいです。データを活用したシステム作りで各部署の環境構築をサポートし、歩留まりを上げることができると、やりがいを感じます。