Laszlo Lenartはウエスタンデジタルのオペレーション・リサーチおよびアドバンスド・アナリティクスに所属するデータサイエンティストです。妻と3人の子供たちと過ごす時間を大切にしていて、家族といっしょに自宅のDIYを楽しんだり、バスケットボールを観戦したり、旅行にでかけたり、いままで経験したことのない新しいことにチャレンジすることを楽しんでいます。
収集したデータをバーチャル空間上に置き換えて、現実世界と同じ環境を再現するデータ駆動型のシミュレーション「デジタルツイン」を構築しています。これらは、実際の生産システムにおいて隠された可能性や課題を見つけるために非常に効果的で、仮想空間に現実世界のすべてを再現することを目的としています。それは、当社の単一生産ラインにとどまらず、工場全体の製造プロセスを網羅したフローまで多岐にわたっています。
デジタルツインは数多くの企業や研究機関、団体が導入しています。もはや未来のものではありません。ウエスタンデジタルでもデジタルツインを活用して、工場内の理想的且つ高効率な製造機器のレイアウト構築などに役立てています。そう遠くない将来、さらに多くのデジタルツインをリアルタイムに接続し、AIや機械学習の技術を取り入れた複合的なデジタルツインがスタンダードになることでしょう。まだ一般的ではありませんが、デジタルツイン技術とメタバースの技術を組み合わせた「インダストリアルメタバース (Industrial Metaverse)」が産業界の新しいキャッチフレーズとなっています。
ユニークな質問ですね。ラーンゴシュというハンガリーのストリートフードだと思います。揚げたフラットブレッドにサワークリームやチーズをトッピングして、ほんの少しのガーリックソルトをふりかけた軽めの食事です。屋台などでも売られています。ピザのようにも見えますし、ときには揚げパンのようなかたちのものもあります。風変わりな食べ物ですが、ハンガリーのソウルフードです。いろいろな素材が組み合わされて新しい味が体験できる、まさに私の仕事みたいでとても気に入っています。ときどき無性に食べたくなる衝動にかられることも私が行っているシミュレーションのようです(笑)。
まずやってみる、というタイプです。でも結局は体系立てて行う必要があることに気付くことになります(苦笑)。
裏技と言えるものはありませんが、新しいファンクションやコードを設計するときには、わたしはいつもPCデスクを離れてリラックスできるスペースでぼんやりと考え直す時間を作っています。散歩をしたり景色を楽しんだり、あるいはコーヒーブレイクのときに思いがけない解決策が見つかることがあります。
みなさんも経験があると思います。どんなことでも最初から上手くはゆかないものです。でも失敗は大事なことだと考えています。失敗しないひとは何もしないひとだけだと思っています。わたしは日常業務としてモデルやプログラムのバグを手直し(デバッグ)しています。なぜ思い通りに動かないか、何か見逃しはないか、常に目を配り、原因を突き止める努力をしています。
難しい選択ですね。どの業務もどんな役割にもそれぞれ素晴らしい魅力があります。異なる視点や気付きがあると思うのでいろいろ試してみたいと感じます。一日の中で当社のすべての業務を体験してみたいです。オペレーター、エンジニア、経理や人事などのバックオフィススタッフなどなど。あ、それから。もちろんCEOの仕事も体験してみたいですね(笑)。
エスプレッソラテが大好きです。エスプレッソと温めたミルクを1:1の割合で。
家の庭の芝刈りをしたり、裏庭のガレージでDIYしてみたり。何もしないでのんびりするより、何かしらカラダを動かすことが好きです。
「お前の選択は間違っていないよ。がんばれ!」って言ってやります(笑)。
アートワーク: Cat Tervo(キャット・テルボ)
著者:Miriam Lapis
※Western Digital BLOG 記事(October 22, 2024)を翻訳して掲載しています。原文はこちら。